ニュージーランド
1819年にオーストラリアのシドニーから派遣されたサミュエルマースデン神父がニュージーランドの北島にブドウの苗を植えたことがニュージーランドワイン造りの始まりで、ニュージーランドの気候は「1日の中に四季がある」と例えられるくらいに昼夜の気温差があるのが特徴。
ニュージーランドのプロフィール
南緯35~45度、南北1600kmで北島と南島からなる国。
ソーヴィニヨンブランの有名な産地。
南島の北側にあるマールボロは収穫量が全体の76.6%を占める大産地。
99%のニュージーランドワインはスクリューキャップを採用している。
ニュージーランドの歴史
■1819年
サミュエルマースデンがオーストラリアのシドニーからケリケリにブドウ樹を植えた
■1836年
ジェームスバズビーがワイタンギからワインの生産を始める。
彼はオーストラリアのブドウ栽培の父と呼ばれている。
■1970年前半
ディレックミルネ博士がマーティンボロの気候がブルゴーニュに似ていてブドウ栽培に最適としたがマーティンボロは栽培面積が狭い事から断念し、博士が2番目に推奨したのは南島のマールボロだった。
■1982年
リチャードスマート博士の指導によって「キャノピーマネジメント」が導入され、栽培技術が向上した。
主要ワイン産地
⓵ノースランド
⓶オークランド
⓷ギズボーン
⓸ホークスベイ
⓹ワイララパ
⓺ネルソン
⓻マールボロ
⓼カンタベリー
⓽ワイタキヴァレーノースオタゴ
⓾セントラルオタゴ
Ⓐワイラウヴァレー
Ⓑサザンヴァレーズ
Ⓒアワテレヴァレー
北島
■ノースランド
1819年にケリケリにワイン用ブドウが初めて植えられた。
1836年オーストラリアのブドウ栽培の父のジェームスバズビーによってワイタンギにブドウ畑が拓かれる
■オークランド
大手ワインメーカーが点在するエリア。中心部からも気軽に行けるワイナリー巡りが人気
■ギズボーン
ニュージーランド最東端のワイン産地
■ホークスベイ
北島№1、ニュージランド№2の栽培面積を誇る産地
■ワイララパ
首都ウェリントンの北東。3つのサブリージョンが存在する。
そのうちマーティンボロは良質なピノノワールで有名。
南島
■マールボロ
ニュージーランド№1のブドウ栽培面積を誇る産地。
そのうちソーヴィニヨンブランが8割を占める。
■ネルソン
ビールに使われるネルソンホップの重要な産地。
■セントラルオタゴ
南緯45度に位置する世界最南端のワイン産地の一つ。
ピノノワールが7割を占め、半大陸性気候。
独自イベントでセントラルオタゴ ピノノワール セレブレーション(COPNC)がを毎年開催している。